当院には多くの喘息患者様が通院されています。
そんな当院で実際に行っている診療内容をご説明致します。
まずは検査機器です。
喘息患者様を診療するためになくてはならない検査機器
・呼気NO測定 これで気道の好酸球性炎症を数値化いたします!
・スパイロメトリー これで肺機能を評価します!
・胸部レントゲン これはあって当然ですが・・・他疾患の可能性も評価します!
当院で実際行っている治療内容
・吸入療法 原則 1日1回製剤を使用しています。 吸入療法は、患者様の現状評価に合わせて、こまめにランクを上下させ、さらに吸入するステロイド量の調整も適宜行ってきます。治療が不十分にも過剰にもならないようにしています。吸入指導は院長自ら行います!
・内服 キプレスやシングレア、抗ヒスタミン薬を適宜使用します。テオフィリンやステロイド内服の使用は原則避けます。
・漢方薬 西洋薬では効果が乏しい症状は、漢方薬で対応します。漢方は効果を実感していただくために、即効性のあるものを中心に使用します。体質改善ではなく、目の前の症状をとるために漢方を利用します!
・抗体製剤 標準治療でもコントロール不良の場合はIgEやサイトカインを標的とした抗体製剤を適正使用します。当院で使用歴のある製剤は、ヌーカラ、ゾレアですが、ファセンラ、デュピクセントの使用も可能です。
上記がこの小さなクリニックで行っている実際です。
アレルギー内科医としておひとりおひとりに合った治療を提案し、喘息で苦しむ人に寄り添う努力を続けていきたいと思います。